梅田の路上でナンパした女と鍋パをした結果 Season1

2.ブサクエⅡ 白浜の神々
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大学4年の春、通常なら就職活動に忙しい時だが、俺は相も変わらずバイト中に路上でナンパしていた。

みなが真面目にバイトしている間、ビラ配りをしながらアホそうな女(超ほめ言葉の前向きな評価)の連絡先を聞き出す。女と知り合えて金ももらえるなんて最高のバイトだぜ。アホそうなので、ぽんくん(親友レベルの後輩)の家で鍋パすることにした。

言うまでもないが、当時の俺たちは超貧乏なので「飲み会=ぽんくん宅で鍋パ」が基本である。

豚肉と白菜とポン酢さえあれば鍋パは完成。いかに金をかけず、たらふく食いつつ酒を飲み、王様ゲームに持ち込むのか。それしか考えていなかった。

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アホそうな女との鍋パは3-3となった。

男は俺とぽんくんは確定だが、もう一人はどうしよう?ということになる。

バイト先ナンパなのでバイトの中からメンバーを探したが、なぜだかその日程は普段つるんでいるKK先輩(ブサクエの常連、先輩と言いながらまったく尊敬する点はない)もK村(頭がイカレたバカデカチンコを搭載した猿)もNGだった。

じゃ、俺とぽんくんの息のかかった後輩にしようとするも、なぜだかみんなに断られた。そんな経緯もあり、外れ12位ぐらいの指名で「マチャル」にたどり着いた。

マチャル(実際の名前はマサル)は残念ながらバイト仲間からの人望が一切ない男である。理由は真面目であるがゆえにバイトのくせに社員並みの働きをするし、俺たちにもっと働くように指示とかしてくるからだ。正しいことをしているのだが、バイトにそんな正しさなどいらないのだ。

また、バイト先に公認の彼女もいたのでコンパに誘うことも本来はありえない。

マチャルは働き者なので店長からの評価は絶大レベルに高く、役職も与えられていた。バイト内では課長級だ。社員の前では特に張り切るマチャル、サボってたことを社員にチクるマチャル、いつもニコニコハキハキのマチャルである。

ちなみに、ちなみにである。

正しく状況を把握していただくため、俺が所属していたこのバイトのヒエラルキーをここに明示しておきたい。バイト先には常に60人ほどが在籍しており、結構規模がある中で、組織は最高峰、幹部、主力、ザコの4階層に分けられていた。

そのような中、俺がどこに属してたのか?

働き者のマチャルはどこで、俺はどこだったのか?それは以下のとおりである。

最高峰(バイトリーダー)
・ばかなべ
・坂下(社員派 ※マサルの彼女)
・B岡(ばかなべ卒業後就任、バイト派)

幹部(バイトサブリーダー)
・K村(バイト派、バイト中にチンチン露出多数)
・マチャル(社員派 ※さかしたの彼氏)
・忘れたA(社員派)
・忘れたB(社員派)

主力(時給高め)
・ぽんくん(バイト派、仕事が早いが働かない)
・ピロ(バイト派)
・こばやん(バイト派)
・ミエ(かわいいだけ、アホ)
・かよ(かわいいだけ、アホ)
・珠代(社員派、気の強いメンヘラ)
・首無女(社員派、ブス、首が短すぎる女)

ザコ(時給低いしシフト削られる)
・ゆかり(ブス、メンヘラ)
・ブス子(ブス、足太い)
・ブス美(ブス、顔面崩壊)
・かーみん(ブス男、ザコ、キモ、テレクラで本気になるバカ)
・しけちん(ブス男、ザコ、バイト内で女の取り合いをガチでやりだす)
・KK先輩

 

 

KK先輩、ザコオブザコ

 

 

おわかりのとおり、KK先輩はザコオブザコだった。

一方、俺はというとなぜか最高峰のバイトリーダーとして君臨していた。

何を隠そう、俺は権力者に寄り添うのが大得意。くわえて、売上直結の仕事を担当(簡単に言うとキャッチとテーブルコントロール)していたので、社員は俺やB岡に口は出さない。

また、店長はわかりやすい人で美人か働き者のブスしか採用しない徹底ぶり。そして、ブスはいつまでたってもザコ扱い。ジェンダーの真逆をいく店長だった。バイト中にナンパしても売上さえ上げてれば怒らない店長、ある意味好きだ。

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マチャルはバイトリーダーの女:坂下と付き合っていた。マチャルはそこそこのイケメンでもある。一方、坂下はお世辞にも美人とは言えない、マチャル同様真面目で怒りっぽいバイトリーダーだ。一体どういう趣味してんだよ、マチャル君・・・

さて、このような関係性の中。俺とぽんくんはマチャルを召喚し、鍋パを開催することにした。

24:03:02

バイトが終わった夜中、ぽんくんの家の最寄り駅で女と待ち合わせた。アホそうな女なのでアホな時間からの開始でOKなのだ。

・A子 レベル22
ナンパした子。お姉系。

・B子 レベル20
気が強そうで真面目そう

・C子 レベル18
大人しそうで真面目そう

 

 

A子のキャスティング能力どうなってんの(;゚Д゚)

 

 

夜中に家飲みなのに、なんだよこの真面目そうな女たちは(;゚Д゚)

俺とぽんくんはてっきりA子と同じ部類の女を呼んでくれるのかと思っていたが、明らかにB子とC子は真面目そう、というか酒を飲まなそうだし、気が強いですオーラさえかもしだしている。

これは悪い予感しかしないぞ・・・

24:45:33

酒を飲みながら鍋の支度をすすめつつ、しょうもないトークで場をつないでいたのだが。

A子は笑顔を見せるものの、B子とC子はイマイチノリが悪い。俺たちのトーク技術が未熟なのだろうか・・・

イマイチ盛り上がりに欠ける中、乾杯し鍋を食す。適当なトークを展開しても相変わらず、B子とC子はアウトボクシングスタイルでイマイチ盛り上がらない時間が過ぎていった。

そんな中、マチャルが盛り上げようとB子やC子をおだてる作戦に出始めた。これが功を奏したのか、次第にB子とC子に雪解けの時間が訪れた。

の・だ・が

これは結果的に大きく間違った方向へと進むことになる。

ある程度場が温まったてきた中で、マチャルのトークフェーズに入った。しかし、真面目なマチャルは質問されたことにガチで回答し、さらにはB子・C子と議論しはじめた(;゚Д゚)

ゲストコメンテーターのB子が熱い恋愛論を語ると、ゲストコメンテーターのマチャルはさらに熱い恋愛論でマウントを取り始める。

田原総一朗不在の真夜中の激論は、いうまでもなくただの無益行動である。軌道修正すべく俺とぽんくんはボケトークへ誘い、A子もそれに追従。マチャルも少しずつ状況に気づき、ボケるようになってきた。

の・だ・が

これがさらに大きく間違った方向へと進むことになる。

マチャルは真面目でいいやつなのかもしれないが、お笑いレベルは俺の身長並みに低かった。そもそもマチャルがふざけようとしている姿を見たことがなかったが、お笑いを学習していない人間はこうもボケると痛くなるのかというほどに、目を覆いたくなる状況だった。

しかし、それならそれで。この状況を利用すればいい。マチャルを「スベりキャラ」にしてしまえばいいのだ。この作戦はハマった。マチャルが滑れば滑るほど、逆にウケるという流れができつつあった。

3:00:02

スベりキャラマチャルが軌道に乗ったのはよかった。

だが、このマチャルブームはいつの間にか違う方向に動き出したのだ。

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というのも、調子に乗った女たちが、次第にマチャルのイタキャラを過剰にいじりだすようになってきたのだ。

特にB子とC子が結託し、悪意あるいじりをマチャルに仕掛ける。

「まじイタイわ」
「ほんま、あんたおもんないな」
「もうしゃべらんでええって」

最初は楽しかったマチャルいじりが、いつの間にかただの悪口と化してきており、その光景も面白いものではなくなりつつあった。

マチャルをいじる→笑いが起きる、の流れから、マチャルに悪口→静まり返る

意味わからん流れになってきたぞ、これ。

こんなとき、田原総一朗ならどうするのだろうか?一旦CMか?それとも強引に次のテーマに動くのか?どちらにしてもここに田原総一朗はいない。

ここはバイトリーダーの俺が仕切るしかない。

そして俺は決断した。

「ところでさ、うさぎちゃんゲームって知ってる?」

つづく。

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