正しい緊急事態の切り抜け方「藤井の乱」

ナンパ・合コン戦略論
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昨年から、どうやら俺たちは緊急事態に何度も巡り合っているようだ。

ガースー(当時首相、菅さん)がコロナがどうとかで緊急事態宣言を何度も宣言し、酒を飲む場所を俺たちから奪っていく。別に酒を飲みたいわけではないが、酒場は俺たちの戦うフィールド。それを取り上げられるとアポもままならない。仕事してる身としてはコロナにかかるわけもいかない。

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てことで、この状況は「気軽にアポれない緊急事態」と俺は受け止めている。

とか言いながら、なんだかんだで飲める店もあるし、最悪ホテルや民泊でアポや飲み会すればいいしで。抜け道もいくつかある。それを考えると、俺にとっては今は本当の緊急事態じゃないなと思う。

そういえば、俺にとって緊急事態ってどんなことがあったっけ?と考えてみた。

よく考えてみたら、マジこれヤバいってなかなかない。だが、中にはある。そして、その中にはあるは結構なヤバさだ。そこで、自分が経験したヤバい緊急事態を思い出し、それを未然に防ぐにはどのような対策があるのかを考えてみたい。

俺の人生には危機的状況というのがいくつかあった。

一番の危機的状況は言うまでもなくアラビアンロック上野店の閉店だ。あのお店がなくなってしまったおかげで、居酒屋手マンする場が激減した。1軒目コンパを90分で終わらせ、2軒目のアラビアンロックで手マンし、タクシー鶯谷でファックという最強の流れだった。いかに中継ぎのピッチャーが重要かがわかる。俺たちにとって先発なんてどうでもよくて、中継ぎがすべてだ。だって抑えは俺の粗チンだから、抑えるにも何も、って俺は何の話をしてますか?

とにかく株で大儲けしてるバカどもは全国にアラビアンロックを復活させてほしいよ。俺たちから搾取してるのだから、還元しろよマジで。

あと、俺にとって人生初の緊急事態といえば「藤井の乱」は忘れられない。

中学3年の時、クラスメートにいた藤井は俺と同様のチビだが、ケンカの強いやつのコバンザメポジションを陣取り、大人しい勢をからかったり意地悪をするようなやつで、シンプルにイヤな奴だった。

ある日、体育の授業のときに男は自習、女は運動場で授業を受けることがあった。そんなとき「おい、お前ら女子の教室行こうぜ」と藤井が俺たちを誘ってきた。

当時、体育の授業は2クラス合同で男女別で行う仕組みで、女と男が教室を分かれて着替えをすることになってた。つまり、女が着替えに使った教室には女の衣服が置かれているのだ。藤井のことは嫌いだけど好奇心はないわけじゃない。俺たちは藤井についていき、女の着替え教室に入った。

藤井はいやらしい顔をしながら「へっ、へっ、へっ」と女の制服のニオイを嗅いだりして楽しんでいた。

「おい、藤井ヤバいって。やめとけって。」
「ええやんけ、お前らビビりやのう。めっちゃええニオイやで、へっへっへっ。」

本来なら俺もへっへっへっとエロに参加したいところだが、制服のニオイを嗅ぐという行為にまったく共感できなかった。

加えて、俺たちはシンプルに藤井が嫌いであり、個人でやりゃいいのに俺たちを巻き込んでる考えが透けて見えた。

面白みも感じないし、ヤバい気がしたので俺たちは藤井を残して自習室に戻った。

数日後、事件が起きた。

「オイ藤井コラ!!俺の女の服触ったんかコラァァァ!!!」

学内では武闘派でおなじみの鈴木君が真っ赤な顔で怒りまくり、俺たちの教室に入ってきた。その怒りの矛先は藤井だった。

昼休みの教室内、みなが見る目の前で鈴木君は藤井を殴りまくった。藤井が潜入した教室には鈴木君の彼女もいた。どうやら藤井が自分の彼女の制服にいたずらされたのではと思い、怒り狂っているようだ。

鈴木君は右手左手両方で藤井を殴りまくり、藤井の顔はどんどん腫れあがっていった。

「ちゃうねぇん!!俺ちゃうねぇん!!!」
「なんや、お前がおったのはきいとんじゃコラぁぁあ!!」

みんなが見てる前で、藤井は泣きながら許しを乞う。だが、何を言い訳しようが殴りまくる鈴木君。

バキャ!!
ブキャ!!

本当にボッコボコだった。

ザ・昭和の光景だ。

「俺ちゃうって!!マジで俺ちゃうからぁあ!!!」
「ああ!?ほんなら誰やねん!!嘘やったらシバくぞおらぁぁぁあ!!」

いやいや、すでにシバいてますやん・・・というツッコミは一切通用しない。静まりかえる教室の中で鈴木君の怒号、藤井の泣き叫ぶ声、ぶん殴られてる音が響き渡る。

「だからぁ!!俺は言われただけやねんって!!」
「はぁ?!何がじゃお前、言ってみろ!!」
「おれ、ちゃうねん、あいつが・・・」

 

藤井は俺を指さした

 

おいおい、藤井。

お前なに言っちゃってんの?

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藤井は、教室潜入を示唆したのは俺だとでも言わんばかりに、俺を指さした。

ギロリと鈴木君の目線が俺に向いた。

教室中にいるみなの視線も俺に向く。

「おい、ばかなべ!!ホンマか?お前か!?」
「いやいやいや、めちゃくちゃやろ!!」

という静止に効果はない。

学内でトップ3に入るケンカ野郎の鈴木君。彼が付き合っていると公表している女の制服のニオイを嗅ぐことを許すなどありえない。グローバルダイニングが酒類提供を深夜までやりつづける並みのとんでもない反逆に怒り心頭の東京都(という名のユリコ小池)と同じ表情をしていた。

鈴木君は怒り狂いながら俺に近づいてきた。

「お前こらぁ!!シバいたるぞオラぁぁぁあああ!!!」

ちなみに、俺はケンカは弱い。ていうか、やったことがないから強い、弱いの判断もない。鈴木君に襲われる、これは即死を意味するだろう。そうか、ここで俺は藤井同様にボコボコにされ、中学は100パーモテない人生確定になるのだな・・・

この瞬間、マジでそう悟った。

鈴木君が俺の目の前までやってきて、俺の胸ぐらをつかんだ。

「お前こら!!どやねん!!お前かぁコラぁぁあああ!!!」

完全に終わった。

もうこんなに怒りまくってる人に正論言ったって無理。

もうボコボコにされよう・・・と思ったのだが・・・、

チラっと藤井を見たらホッとした顔で俺を見ていた。

その藤井の表情を見て俺はブチ切れてしまった。

「はぁ!?なんで俺が制服のニオイ嗅がなアカンねん!!知るかボケ!!」
「ああぁ!?ばかなべ、お前おちょくっとんのかコラぁぁぁあああ!!」
「はぁぁあ!?鈴木は藤井におちょくられてるだけやろがぁぁ!!!」
「は?俺が藤井におちょくられてるやと!?どういうことじゃ!?」
「俺が証明したるわ!!おいコラ!!藤井、お前もっかい言ってみろコラァァア!!!」
「え・・・」←藤井
「お前、俺がなんでお前が制服のニオイ嗅ぐために連れて行かなあかんのじゃぁぁあああ!!!」
「いや・・・」←藤井
「いやちゃうやろぉ!!ごらぁぁあああ!!お前かかってこいこらぁああああ!!!」

俺はケンカなどしたことがないし、普段アホなこと言ってるだけの俺のブチ切れぶりにクラス全員が静かに見守っていた。

俺は藤井に詰め寄り、胸ぐらをつかみ自分とは思えないほどの力で藤井をつるし上げた。

ちなみに俺は日本拳法という武道を一応習ってて、型を守らないので段位などはとれなかった(3級止まり)のだが試合は強かった。強いというかトリッキーな動きで負けない方法をとっていただけだったんだが。いよいよその腕前を出すときなのか?とも思っていた。

「ばかなべ、お前はやめとけ。」

俺の腕を制止したのは、鈴木君だった。

実は俺と鈴木君は中1のときクラスメートで、当時は仲良しだった。

鈴木君が中2あたりから怖い人部類に変わっていったあたりから疎遠になっていたが、俺を制止した鈴木君はあの頃の鈴木君に戻っていた。

「スマン、お前がそんなんするわけないわ。あとは俺が始末するわ。」

始末・・・なんと恐ろしい言葉だろうか・・・。

鈴木君は藤井君を連れ出し教室の外へと去っていった。

床には藤井が口から噴き出した血が何滴か落ちていた。

教室内は静まり返っていたが、少し時間が経つと普段の教室に戻った。

その日、藤井が教室に戻ってくることはなかったが、次の日パンパンに腫れた顔でうつむきながら藤井は登校してきた。

心配になり、藤井に近づくと藤井はギロリと俺を睨んできた。気遣おうと思ったらなんやコイツと思った俺は再び怒りがこみあげてしまい

「は?お前、何睨んでんねん。」

この一言で藤井は俺から目を逸らし、二度と俺をからかわないようになった。それからの半年間、今まで弱い者をいじめていた藤井は静かになり、存在感がなくなった。彼にとって暗黒時代だったのかもしれない。

さて、改めて「正しい緊急事態の切り抜け方」について考察しよう。

どのように切り抜けるのが正しいのか。

簡単である。

 

藤井の甘い誘いに乗るな

 

藤井、あいつはダメだ。

そこそこのクソ野郎を見てはきたが10代に出会ったクソ野郎ベスト1は間違いなく藤井だ。

おい、藤井!元気にしてるか!

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