Tinder Quest 37歳CUTE系とのたたかい Season2

4.ブサクエⅣ そして老害へ・・・

あなたが好きな球種は何ですか?

もしあなたがバッターの立場でこう質問されたら、なんと答えるだろうか?

この質問に対して90%以上のバッターはストレートだと答える。

ストレート真っ向勝負というのは聞こえがいいし、バッターとしてはボールの軌道も読みやすい。

聞こえと勝率、この二つが揃ったストレートはバッターにとって非常に魅力があるものだ。

正々堂々、力と力の勝負・・・というとストレート勝負というのは非常に美しいと感じる。

だが、そんな美しいたたかいはイケメンと美女にのみ許された世界というのをよく理解しておくべきだ。

そもそも、俺たちブスメンは剛速球を打ち返す打力などない。

できるとすればセーフティーバントで出塁、守備を攪乱させ、気づけばホームベースにたどりつく!というやり方だ。

ナンパなんてものはセーフティバントみたいなもんで、トリッキーなやり方でブスメンでも美女を倒すことはできる、程度の技術でしかない。

ちなみに俺は送りバントをするフリして出塁し、盗塁や相手のミスにつけこみ3塁に行き、友人を犠牲フライにしてでも鶯谷に行きついてきた・・・、俺ってやっぱ最低(*´▽`*)

とはいえ、やっぱり剛速球に誰もが憧れる。

大谷が投げる160キロのストレートは、言い換えれば石原さとみ。いや、新垣結衣だ。

村田兆治が投げる剛速球は石田ゆり子だし、永作博美だ。

やはり速球は素晴らしいしハードルが高い。

そもそもそんな速球を投げてくれる場面に弱小個人の俺はいない。

それでいきついたのが「俺の好きなタイプは高速スライダーです」という価値観だ。

芸能人並みの美貌であるストレートには手が出ない。

しかし、ストレートに近い「おお!かわいいじゃん!」ぐらいの女、それが高速スライダーだ。

完璧なストレート美人ではないものの、一般人的にはかわいい部類。俺はそんな女のことを高速スライダーと呼んでいる。

さて、前置きが長くなったが、俺はTinderで高速スライダーの女を見つけた。

完璧なメールラリーで和んだと思ったら急に音信不通になった・・・というのが前回の話だ。

最高のやりとりをしていたはずなのに、その後2週間の音信不通。

このままでは高速スライダーを知らないうちに見逃すことになる。

よし、再び今宵。打席に入るべく、高速スライダーにメッセージを送ろう。

と思っていた日曜の夜。

まさにサザエさんの3話目がはじまろうとしていたとき、高速スライダーから久しぶりに連絡が入った。

 

 

完全に復活した

 

 

高速スライダーは俺のもとに舞い戻った。

2週間前は、とにかくウケをとろうとふざけまくったが、この女は気まぐれ部類。もうまどろっこしいやりとりなど必要はない。

速攻でアポ打診。

これに高速スライダーは快諾。

ただ、この頃は大阪や東京の緊急事態宣言がほぼ決まりかけていたタイミングだった。

なんとしても、緊急事態宣言入りしそうな日の前にアポを確定させる必要がある。

その日程が、4月24日(土)。

この頃は、まん延防止なんちゃらで飲み屋が20時まで営業という切ない状況。

よって、待ち合わせは夕方17時。

聖地上野に俺は降臨した。

俺は高速スライダーに恋していた。

石原さとみとまでは言わないが、石原さとこぐらいのような気がする。

さぁさとこ、来い。俺はお前に恋してる。さぁ恋。

Tinderの石原さとこに心躍る大捜査線状態の俺は、恐らく今年で一番テンションが上がっていた。

「先につきました!マルイの前にいます!」

超さわやかな先着報告をした。

さて、高速スライダーは現れるのか!?

次号、惜しまれつつの最終回。

フォローしても何の利益もありません( *´艸`)

コメント

  1. ナックル より:

    あれ、noteじゃなくなったんですね。
    高速スライダーの結末楽しみです!

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