スマホで出会った30代OLの真実 Season2

3.ブサクエⅢ そして伝説へ・・・
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全然話が違う。

 

ネットで知り合った女とアポではなく合コンをやりたいという目標を掲げ、クソ面倒くさい出会い系に手を出した。

当時はネットで男女が知り合うなど後ろめたい行為だった。よって女はネットで男と知り合ったことを隠したがる側面があった。そこであえて、ネットで知り合った女と即合コンに挑戦しようという企画だ。

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最初から合コンオファーをするも、なかなかのってくる女はいなかった。だが、久本と名乗る女は即合コンを承諾した。よし!これで企画成立だ!と思っていたが・・・企画を具体化するにつれ

ばか「渋谷の連れの家で鍋パどう?」

久本「渋谷はあまり行かないんですよね」

ばか「じゃ、池袋の店で合コンしよっか」

久本「私、太ってるけどいいんですか」

 

 

 

 

ちゃうねん。

 

 

 

 

全然ちゃうねん。

ネットで知り合った女と合コンという当初目的から「単なるデブとアポ」に方向は完全に逸脱しはじめた。これは完全な出会い系チンピラ、いや、出会い系極道と言っていいだろう。

しかし久本さん・・・

あなたは運が良い。

一部のマニアを除く世の中のほとんどの男はデブ宣言の時点で交渉終了でしょう。

しかし、俺は幸か不幸かブサイククエストのばかなべです。

わかりました。

企画変更、賜りましょう。

旧:「出会い系でコンパは実現するか?」

新:「自称デブは本当にデブなのか?」

新たな企画に切り替えて

 

 

 

いや、デブだろ。

 

 

 

これ、やる意味ないだろ。自分で言ってんだから確実にデブだろ。

まったくもってふざけたデブだ。悪いがお前に使う時間などない。

「体型なんて気にしないですよ(^^)」

俺はやさしく久本に返信した。

すると久本は以前の勢いを取り戻し、メール文がやたら親切かつ長文に変わった。

俺はそっと胸を撫でおろ

 

ちゃうねん。

 

いやいや、当時の俺よ。お前何しとんねん。

すべてにおいて間違ってるやろ。

いや、もしかしたら柳原カナーコのような奇跡的なかわいく見えるデブかもしれんやんって?

ちゃうねん。

そんなわけないやろ、ただのデブや。出会い厨のデブや。

そして、気付けば久本のペースでメールラリーとなり、久本が指定するとある駅(田舎)で飲むことになった。←もう絶対ちゃうねん。

なんでその駅か、その理由は久本家の最寄だからだ。もう、むちゃくちゃちゃうねん。マジで。

そして、主導権はいつの間にか久本に移り、日程も、時間も、場所も、全部久本が決めた。

メールのやりとりからしても、相当な自己中心的人物であることはうかがえた。

だが、わずかな奇跡を俺は信じていた。

太ってると自分でカミングアウトし、飲み会からソロアポに変えたのは、やっぱり俺という個人に興味が出てきて、誠実に自分の体型を伝えるとともに飲み会を避けた・・・こいつどうやら俺に食い付いてるな・・・。やや性格に難はあるかもしれないが、わがまま美人なのかもしれな

 

ちゃうねん。

 

絶対ちゃうねん。と、わかっていながら1%の可能性にかける男は勇者ではない。ただのバカである。

-アポ当日

メールをチェックすると久本から「今日はよろしくね(^^)○○駅の改札を出たところで待ってます」と連絡が入っていた。

いわゆるリコンファーム。こいつ、最終確認を午前の段階で行いドタリスクを確認するとはなかなか手慣れてる。

デブとカミングアウトする出会い系に手慣れたデブ。

これはどう考えても地雷可能性が98%。四捨五入したら100%やんけ(;゚Д゚)

降水確率100%で傘を持たずに出かける人間などいないだろう。それなのに、どうして俺たちは傘も持たずにデブに立ち向かうのだろうか。

理由は一つ、バカだからだ。

だが、えも言われぬ不安を覚えたのは事実。

マジでどんなデブが現れるんだ・・・あまりにも恐ろしい未来。

その日、俺は人生においてもっとも太った人に研ぎ澄まされた日だった。

朝の電車、ランチ中、向かっている電車の中・・・あらゆる場面で太った人ばかり目で追っていた。

久本はあれぐらいだろうか?これぐらいだろうか?いやいや、いくらなんでもそれは勘弁してくれ・・・

そもそも最初は飲み会やるはずだったのに、自分の家の最寄り駅に呼び出すとかどんだけ横柄な性格だよ・・・

そんなことばかり考えてるうちに、周囲の太った人すべてが久本に見えてた・・・

おいおい、この症状はマヌーサじゃないか(;゚Д゚)

もはやモンスター確定だろ・・・。

「何のために俺はこんなことしてるんだ」と考えだした俺は、完全にデブ鬱を患った。

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仕事を終わらせた俺は、池袋方面へ電車でむかった。

久本の家は池袋から電車を乗り換えた先。

はっきり言って遠い。

しかも待ってる相手は久本。

デブ鬱を患った俺は何度も帰ろうかと思いました。

しかし、ブサクエというブログの存在が「また記事書けるぞ」と意味不明なプレッシャーを俺に与え続けた。もう後戻りはできない。俺を突き動かしていたのは使命感にほかならない(そんなもんは存在しないけど)。

待ち合わせは20時。

そして、今は19時50分。

池袋から30分ほど先にある久本が指定した駅にいた俺は決心した。

「よし、やるか」

自分を鼓舞し、いわゆる「着きました!どこですか?」メールを送ろうと思った。

 

 

あれ?

 

 

その前に久本からメールが入ってる。

そして俺は目を疑った。

「頭痛がかなりします(>_<)今日は無理そうすみません(原文)」(19:32)

「メール届いてますか?急な変更ですみません(原文)」(19:35)

頭が痛い?

今日は無理?

直前になって?

ふ・・

ふざけとる(;゚д゚)

俺は今

太った人が指定した駅にいる。

池袋から30分を要する謎の駅にいる。

職場から1時間。

家に帰るのにも1時間以上。

もともと鍋パだったのに

太った人に鍋パを断られ

太った人に日にちも指定され

太った人にド田舎まで呼び出された挙句

 

 

 

ドタキャンされた。

 

 

 

理由は「頭がいたい」からです。

そのご連絡を頂いたのはアポ時間の28分前。

池袋から約30分。

職場から1時間。

俺、太った人にドタキャンされました。

頭がいたいらしいです。

あー、そうですか。

なるほどなるほ

 

 

知るかボケ(゚Д゚ )

 

 

一瞬何が起こったのかわかりませんでした。

混乱した俺は

「あのー、着いたんですけど」

とメールをした。

「メール届いてませんでしたか?体調が凄く悪くて部屋からでれそうにないのですが。メール二回打ったんですが、届いてなかったですか?」

 

 

お前マジか?(゚A゚ )

 

 

事前に2通メール打ちました。

私は悪くありません。

とでも言いたいのだろう。

いやいや、もうあんたの指示に従って来ちゃってますから。

この状況をどうするんだってことなんですよ。

まじスゲーなおい。

怒り通り越して呆れるわ。

やっぱりやめておけばよかった。

心のブスとは思ってましたが、まさかここまでとは。

もうこの人とはかかわりたくない。

俺は最後の力を振り絞り、久本に最後のメールを打ちました。

「いいですよ、ゆっくり休んでください。さよなら」

ちなみにこれはやさしさではない。もう二度とかかわりたくない、決別のメッセージである。

結論として、自称デブは本当にデブなのか?実験は失敗に終わった。

とても残念なことではあるが、引き際というのは大切だ。

これですべては終わった。

と思っていたが、これは終わりの始まりだったのだ。

つづく。

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