「二兎を追う者は一兎をも得ず」の諺を信じている方は速やかに騙されていることに気づいたほうが良いでしょう。この諺は「たった二つのことも同時にできない無能な人間でも、たった一つのことに集中さえすればなんとかなるような気がする!」という大嘘です。
そもそも「二兎を追う者は一兎をも得ず」の諺の例文を見ると「二兎を追う者は一兎をも得ずで、副業と同時進行していたらどちらの仕事もおろそかになってしまった」というものがありました。
これ、ツッコミどころ満載ですよね?
たぶんそいつは本業一本で大した結果出してないやつです。本業がダメだから副業でなんとかしようと考えた部類。そして、仮に両方おろそかにしたのであれば、単なる能力不足のやり切らないバカです。やると決めたらどっちも結果出るまでやれ、ただそれだけなのです。
大体ね、誰だって健康に配慮しながら、勉強もして、息抜きに遊んで、後輩や部下をフォローし、他部署との調整もしながら仕事はするし、家庭や友人関係も大切にしながら、食べ物のバランスも考えて、ときおりDVD鑑賞で性欲処理しながら・・・と、普通に生きてるだけで二つ以上のことは絶対に同時進行してるのです。たった二つのことでオタオタしてる場合ではありません。
よって、正しくは「二兎を追う者は一兎をも得ず」ではなく「二兎を追うから二兎を得れる」が正しい考え方となるでしょう。ナンパをやりこなせてる人間は、これを完全に理解しているはずです。
どんなに女に無視されても、頑張って、頑張ってナンパし続け・・・ようやくLINEゲットーーー!!よしこの女一人に全集中だ!!!!なんてことないないない。ナンパ師は絶対にそんな甘い考え方はしてません。
連れ出せなかったらNEXTです。
連れ出せたとしてもキスできなければNEXTです。
キスできてもセックスできなければNEXTです。
ていうか、セックスできたとしても結局はNEXTです。
つまり、ナンパ師はみんなクルクルパーです。
そして、クルクルパーの人間がもし飲み会サークルに参加したらどういう行動を取るかといいますと、その飲み会に来ている女全組に手を出そうとします。サークル飲み会というのは、グループが4グループぐらいのテーブルに分けられ、男が30分ごとに移動みたいな流れになります。
1グループが2対2ぐらいの別れ方にすると、合計8対8ですが、クルクルパーは「半分の4人ぐらいどうにかなんねぇかなぁ」とか考えるのです。まったくもって人でなしです。信じられませんよね、同じ会場にいるのに全員のLINEを聞き出し、なんとか4組ともコンプリートしようなどと。日本恋愛至上主義者協会から猛烈なクレームが入ることは間違いないでしょう。
そのクルクルパーは、寒い冬場はナンパがいやなので飲み会サークルに参加しました。結果3勝1敗。つまり4組中、3組の女とセックスしたそうです。なんだ、飲み会サークルってちょろいなと思ったクルクルパーは、2回目も3勝1敗。しかし、なかなか4戦全勝にならないことが納得できず、4連勝を目指して3回目も参加。
結果は・・・、2勝2敗と勝率を下げてしまいました。
1回の飲み会に5千円ほど支払っている手前、コスパが悪くなることだけは受け入れられないクルクルパーは、2勝のうち一人の既セクとさらにコンパを行い、既セクの友だちとセックス完了。「これでコスパが並んだ」と安堵したそうです。まったく人としてカスですね。
つまり、俺はカスです。
そんなことをしてるうちに暖かい季節に入ったためサークルは引退しましたが、半年ほど経つとまたまた寒くなってきたので電撃復帰。4回目となるサークル飲み会出場を果たしたのですが、セックスした相手が二人参加しており、開始時刻を待つまでもなく俺のサークル人生は終わりました。
一斉に俺の噂が女全員に広められ、誰も俺としゃべってくれません。お気づきですよね?俺は確かにカスですが、その女たちもまぁまぁカスです。そして俺の隣に座っていた男が「ばかなべ君、あの子とあの子は常連だからやめといたほうがいいよ、マジあいつらカスだわ」と教えてくれました。
いや、お前もカスだろ。ちなみにその男が常連だと言った女は俺がセックスした女とは別の女でした。はいまた、カスが増えました。なんだよ、カスだらけかよ。仕方なく、サークルの女は諦め別テーブルの女をナンパしてたら幹事にもチクられ、俺は二度と飲み会に参加できなくなりました。
緊急事態宣言が延長しそうですが、みなさまがコロナ感染しないことを願っております。
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