合コンの目的とは何かを考えた時
「そんなもん、女の子のLINE聞き出すことに決まってんじゃねーか、このタコスケ!」
という人がいるかもしれない。
だがちょっと待ってくれ、それは聞き捨てならない。
私はタコスケではない、ばかなべだ。ていうかタコスケてなんやねん。
タコとは動作がのろく不器用な者、またそれが原因で使いにくい物を差す俗語である。単なる意味のない悪口で、90年代頃は「このタコ!」「このタコスケ!」という言葉が使われていた。
現代はほぼ人に対する悪口として「タコ」が使われることはないが、プロ野球ではいまだに3打席連続凡退のことを「3タコ」と表現している。
ふぅん、タコって悪口だったのかぁ。
俺はたこ焼きもたこぶつも好きだけどなぁ。
などと都内のスタバでブログを書きながら学んだ。またひとつ物知りになっちゃったぜ、レベルアップ!というタコ話はどうでもよい。
合コンの目的は女の子とのLINE交換、女性なら合コンは婚活であり結婚が目的だ、などと言う人もいるかもしれない。
あながち間違いでもないがLINEも結婚も目的達成の結果得られる報酬であり、目的ではないと私は推察している。
少し話を変えよう。
仕事で成果を出す人と、成果が出ない人というのは世の中に存在する。いや、80%の人は成果が出ない人で、彼らは20%の人が決めたルールに従って作業してるだけと言ってもいいだろう。
20%の人になれない理由、それは目的を知らずに働いている、いやあまり考えずには働いているからだ。
それは学校が教えてくれないビジネスのルールを知らないからともいえる。
ビジネスのほとんどのキーポイントに「説明」がある。
営業マンによる営業トーク、従業員への指導、取締役会への稟議申請、これらは全部「説明」だ。
では、説明の目的は何だろう?
これをわかってないと、適切な説明ができない。
80%、つまりほとんどの人は、「指示されたから説明する」「決まりだから説明する」「マニュアルだから説明する」というスタンスで説明をしている。
目的が他人事なので説明に自分の考えが入らない。
考えていない説明、それは説明ではなくて作業だ。
作業とは覚えれば誰でもできること。つまり、作業しかできない人は誰でもできる仕事しかできないことを意味し、給料が低くなるのは当たり前となる。
頭を使わない人は頭の良い人にどんどん美味しいところを搾取されていく。それが社会のルールだ。
次に上位20%のうちの80%の人は、説明の目的を「相手にわかってもらうため」だと思って説明している。
分かってもらうため自分なりに考えて説明している。相手はわかってくれるかもしれない。だが、これでは確実に成果を出すことができない。
「私はこうしてほしいの!」と要求を相手にわかってもらったところで何の意味もない。
今のご時世なら「コロナ予防のために手洗いしてほしいの!」とレインボーブリッジを赤く染めても、国民がわかっただけでは何の成果も出さないのだ。
上位20%のさらに上位20%は、説明の本当の目的を知っている。
説明の目的とは、相手を動かし、成果を出すことである。
営業マンの営業なら、相手に購入してもらうのが目的。成果は売上。
部下への指導なら、まさに部下の行動させるのが目的。成果は部下が成果を出すこと。
取締役会への稟議申請なら、取締役会に承認決議してもらうこと。成果は決済。
営業で成果を出し、部下に成果を出させ、取締役会の承認をとりビッグビジネスを成就させる。
そういう人こそ、仕事で成果を出す人である。
成果を出すためには工夫や差別化が必要で、それを考えるのは面倒くさい。
今まで通りのやり方を変えるのも面倒くさい。
だから考えずに作業に逃げる。
働いている人の大多数が作業に逃げている。だから成果を出す人と成果を出さない人が明確に分かれるのだ。
・・・
さて、ここで今一度「合コンの目的」とはを考える。
もうおわかりいただけたと思う。
合コンは、説明会である
合コンは相手に対して自分たちをプレゼンする団体営業。
つまり「団体が団体に向けて行う説明会」でしかないのだ。
ちなみに、ナンパは「個人が個人に向けて行う説明」であるし、婚活パーティーは「個人が個人に向けて行う合同説明会」である。
そして、合コン(説明会)の目的は相手を動かし、成果を出すことである。
イケメンならナンパが一番効率的で成果を出すのが早い。美女ならコリドーを歩くだけでOKだ。
また、合コンをお見合いのようなものにせず、団体演技を見せると考えれば戦い方はおのずと広がる。
男同士がお互いを褒め合い認め合い、さらにピッタリ息のあった連携プレーで女性を楽しませるようにすれば「仲良しで素敵なグループ」と認知され、錯覚を起こさせることもできる(私はこれを嵐作戦と呼んでいる)。
男同士でボケまくり、さらにピッタリ息のあったコントで女性を楽しませるようにすれば「面白くて素敵なグループ」と認知され、錯覚を起こさ(ドリフ作戦)。
また、成果をどこに設定するか、これも重要だ。
例えば、合コンに清楚で真面目そうな好みの女性がいたとしよう。
真面目そうだし、まずはLINEを聞き出して・・・初回は食事に誘おう。海の見えるレストランがいい。告白は・・・2回目のデート。キスは・・できれば3回目のデートあたりで決めたい・・・
何無難なことばっかり言ってんだ。まだプライド高いのかよ。こんな眠たいこと言ってるといつまでたっても成果は出ない。youtubeが当たり前となったこの時代、前置きが長い無難なストーリーなど見る気も起きない。
そもそも清楚だろうが真面目そうだろうが、ベッドの上ではいやらしく喘ぐ女でいてほしいと思うんじゃないの?
そう思うのなら、最低でもセックスを成果設定すべきだろう。だって、真剣交際や結婚を目指していたとしてもどうせセックスはするんだし、セックスの相性悪かったら交際もクソもない。きれいごと言ってカッコつけてんじゃねぇ。
もう少し目線レベルを上げるならば、「ドMのオナニー好き女子に育成し、より満足度の高いエロいセックスの実現」など、具体的な成果設定をするのもアリだ。
相手が処女だといきなり感じてくれる可能性は低いが、慣れればセックスがうまくなり、ドチャクソエロい女に進化する。
そもそも周囲にいるドチャクソエロい女どもも、もともとは処女だったのだ。
「処女はエロくない」は、間違った理論だ。
むしろ、処女を圧倒的スピードでエロい女に育て上げ、どんな男とも戦えるエロ戦士として世に送り出すぐらいの気合がほしいところだ。←何言ってんの?
さて、周囲を見渡してみよう。合コンしまくってるけど、彼氏・彼女がいつまでたってもできないとか、セックスにもつながらないという人がいるだろう。
なぜ、そうなるか。
それは手段が目的化している可能性がある。
「合コンに行ってれば、いずれ良い人と出会えるかも。だからとにかく合コンに行こう。」
( ゚Д゚)ハァ?
何言ってんだこのタコスケ!
このように合コンに行くことが目的化してしまっている人がいる。そういう人は基本的に受け身姿勢なので成果を出す確率は低い。
なぜ受け身姿勢かといえば、無駄にプライドが高いからだ。
自分を気に入ってくれる人がいずれ現れるはずだ・・・、などと勘違いしている。
これまでも誰にも気に入られなかったから今のお前なんだろ!このタコスケ!
アピールしても断られるのが恥ずかしい?
( ゚Д゚)ハァ?
まったく呆れる。フラれたら恥ずかしいという考え方それ自体が「プライドが高い」の証明であることを自覚していない。
待っていればいずれ商品は売れる、などとふんぞり返ってて成果を出す営業マンなどいない。放っておいて売れるなら営業マンなど必要ない。
自分自身が、ちゃんと売り込まないと売れないという事実を認めることからスタートだ。
まったく成果を出していないブスほどプライドが高いのだからおかしな話だ。
ちなみに、いつか売れると思ってるうちに経年劣化が進み、減価償却と共に価値が下がってそのうち備忘価格になる事実を知っておこう。
簡単な話で、自分がブスだと自覚し、成果を出せるブスになればいいだけだ。
成果を出すブスは断られるかどうかなんてどうでもいい。断られたら忘れて次に行く、失敗から学び修正する。これを繰り返しているだけ。って誰がブスだよ。←お前だよ。え?俺?(*´σー`)エヘヘ
よって、合コンに行ったらどの女とセックスしたいかを決めて自分の説明すればいいだけだと心掛けよう。あとは相手に刺さる完璧な説明をすればいいだけだ。
ちなみに、私はどの女ともセックスしたいと思ってしまうし、私の合コンの目的が「セックスしてどんなエロい人なのか、どんな特徴があるのか、どんな体臭があるのか、どんな人なのか、に興味津々なのだけど、ていうか真面目に合コンしてもつまらんからボケ倒してもセックスできるのか、団体でラブホ入れるか、などのアレンジを入れるとさらにおもろいかもしれんし、あ、その思い出を忘れないようにブログに書いて、死ぬ寸前に思い出し笑いしよう」である。
要約すると、
私の合コンの目的は、思い出し笑いである。
いや、私の人生の目的が、思い出し笑いになっているような気さえする。
大丈夫か?俺・・・
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