Rock And Roll Is Dead 最終話/パクソダクエストⅣ

0.パクソダクエスト ばかなべの原点

約3年付き合ったミキと、とうとう別れた。いや、私は鮮やかにフラれた。

は?何それ?と思う方はコチラの記事をご覧ください。

さて、フラれた理由は山ほどありそうだが、はっきりしているのはミキは吉本興業の中堅芸人に夢中だということだ。

つまり、ミキのこれまでの恋愛歴は

ビッグアーチストのバックバンド→ばかなべ→吉本中堅芸人

 

 

ふっ、どうやら私は谷間だったようだな(シバくぞ)

 

 

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だが、冷静に考えてみるとだ、その中堅芸人とガチで付き合っているわけではないそうだ。

「いやいや、それ遊ばれてるだけだろ、やめとけよ・・・」

もちろん止めた。私と別れるのは構わない。だが、遊ばれに行くのはやめといたほうが・・・普通ならそう思う。

しかし、ミキはこうと決めたら曲げない性格である。

ならば。

自分がそうしたいなら、とことんやればいい、と私は思う。本命に成り上がる可能性だってゼロじゃない。頑張れ!、という話にはなったのだが。

私はあることに気づいた。

 

お前、どうやって生活してくの?

 

生活費はすべて私が払っていた。ミキはバイトはしていたが、自分の小遣いを稼いでいただけで、東京で一人暮らしするほど稼いではいなかった。

別れた以上、同じ部屋で住むのはおかしい。どっちかがこの部屋を出ていくことになる。だが、この部屋の家賃は12万円。ミキには重たいだろう。

では、出ていけと?いや、そりゃ鬼すぎるか・・・。

これらを踏まえ、ミキと協議した結果、まずミキはバイトを増やす、家は格安物件を見つけて移住することになった。まぁ家が決まるまでは、同居を継続だ。

そこでミキにひとつだけお願いした。

私が家にいるとき、男との電話は外でやってもらうことにした。いくらなんでもそれだけは譲れない、シンプルにストレスだった。

1か月弱、同居。

もちろん触れ合うこともなく。

そして、ミキは出て行った。

どこに引っ越したのかは知らないし聞くこともない。

ミキがいなくなった部屋は広くも感じたが、思いのほか絶望的な喪失感はなかった。初代パクソダクエストのおかげだろう。あいつ以上に私の心をかき回した女はいない。

多少の喪失感はあったが、恋愛でくよくよ悩まずすぐ前に向かう強さを手に入れたと考えるか、初代以上に悩める相手ではなかったと考えるか。

だが、少なくとも「悩む」という時間ほど無駄なものはない。悩んでも何も変わらないししんどくなるだけだ。それより今を打開するために行動したほうが良い。

さぁ、これからどう行動しようか・・・と行動した延長線上が「ブサイククエストⅢ」につながっていくとは思いもよらなかったが。

・・・

ミキが出て行ってから数日後、スポーツジムにミキがいた。

「え?なんでお前がここにおるん?」
「この前入会してん。いつでも風呂入れるから便利やわ(笑)」
「は?風呂?てかこの辺に住んでんの?」
「うん、近くにあるボロアパート住まいやで。見に来る?(笑)」

なんで貧乏人が五反田に住むねん・・・謎すぎるやろ。

ただ、ボロアパートには超興味がある。田丸さんのボロアパートを超えているのか否か!?

てことでお邪魔してみた。ジムから歩くこと10分。池上線沿いのエリアにある風呂なしのボロアパート。家賃は35,000円とか言ってた。風呂目的でジムに入会。なるほど確かに風呂屋行くよりは安いか。

まぁ田丸さんのアパートよりはマシだが・・・、いつゴ○ブリが現れてもおかしくない環境に住むとは・・・

「ジムが休みの日、たまにでいいからお風呂貸してくれへん?」

 

( ゚Д゚)ハァ?

 

最高にクールだ。厚かましいと思われるとかどうでもいい、風呂に入らせろ、ってことですか。はいはいもう勝手にしてください┐(´д`)┌

なんだか私と別れてミキは逞しくなったような気がする。いや、もともと逞しかったが私といたことでへなちょこになっていたのかもしれない。環境は人を変えるのだな・・

それから月に何度か、ミキは風呂に入りにだけ来るようになった。もちろん、本当に風呂に入ってすぐに帰っていった。うん、別にいいんだよ、それぐらいさ。別に彼女がいるわけじゃないし。どうぞ風呂くらいご自由に。ただ一言言わせてくれ。

 

 

 

わしゃ、風呂屋のオヤジか(゚Д゚)

 

 

 

重大な訂正がありますので、下記のとおりお知らせします。

【ミキの恋愛歴(修正)】
ビッグアーチストのバックバンド→風呂屋(バカ)→吉本中堅芸人

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3カ月後のある夏の日。

私は晩酌をしながら自宅で作業をしていた。風呂から出たミキはすぐに帰らず、ロフトにある私の布団でくつろぎながら携帯をいじってる。どうやら風呂屋としてだけでなくサウナの仮眠室としても利用するようになったらしい。

1時間ほどしても帰らない、さすがに眠くなってきたのでロフトに上がると

 

熟睡してますやん(;゚Д゚)

 

なんなんコイツ・・、普通に寝てますやん・・。

しかもノーブラのTシャツに半パン姿・・・って

エ、エロいやん(*´Д`)

賢明な読者ならおわかりのとおり、私はすでに勃起していた。

ミキが再び女に見えた瞬間である。

私の気配を察知したのか、ミキは目を開いた。

お互い見つめ合うこと数秒。

この数秒は何十秒にも感じられた。

言葉を交わさずとも、お互いが求めあっているのがわかった。

キスを交わした後、ミキの服を脱がせ全身にキスをした。ミキもまた、激しく私の身体にキスをする。ミキの股間はすでに濡れており、指を入れると切なそうな顔をして喘ぎ声を漏らす。

たまらずイキリ勃ったちんちんをミキに挿入。ミキは激しく喘ぎ、腰を振った。体勢を変えミキの騎乗位での腰振りが始まった。ミキの小悪魔的でかわいい顔が快感で歪む。上下にピストンする間に垣間見えるちんちんにはミキの白濁汁が垂れていた。

「あっ、あっ、あん、あん!!ああん!!!」

ミキの腰の振り方が激しさをましてきた。私は挿入したまま身体を起こしミキにキスをした。その瞬間、お互い絶頂に達した。

ドチャクソ気持ちよかった(*´ω`)

このセックスはミキとのセックスの中で最高レベルに気持ちが良かった。

自分の彼女ではないミキを抱いたのはこれが初めてになるのか・・・、と思うと複雑ではあったが、ものすごい快感だった。

「俺の元に戻ってくるか?」

と言いそうになった。

ミキを嫌いになったわけではないし、セックスでこんなに燃え上がれるとも思わなかった。

だが、やめておいた。恐らく、戻ってきても、もううまくいくことはない。なぜなら、私自身がミキを好きではなくなったことがわかったから。このセックスも日常になったらきっと燃え上がらなくなるだろう。もう私とミキは終わったのだと実感した。

ミキもまた口を開くことはなかった。

どう思ったのかはいまだにわからない。なぜなら、この日を境にミキは風呂を借りにこなくなったからだ。

その後もミキからは「今、スタバおったやろ!見かけたで(笑)」などとたわいもないメールが届くこともあった。

まだ五反田のどこかで頑張っているのだな。頑張れよ、ミキ。

・・・

数か月後、ミキからメールが届いた。

 

 

 

 

 

すっかりキャラ変したらしい

 

 

 

 

 

昔流行ったギャル文字を存分に使った謎のメールである。もはや象形文字と化したメールは何が書かれているのかよくわからないが、恐らくはキャバ嬢の営業メールだと思われる。。。

すぐに「ゴメン!相手間違えた!」と訂正メールが届いたが数日後、久しぶりに風呂を借りにきたミキは見た目がギャル風に変わっていた。さらにおタバコも吸っておられる・・・。だ・・・大丈夫でしょうか・・・

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さらに数か月後、驚きの事態が起こった。

近所のファミリーマートに入ったとき、その事件は起こった。

明らかに不自然な女がいた。

女は商品を見るでもなく、目を閉じている。

ときおり身体を小刻みに震わせている。

ブーーーーン

モーター音も聞こえる。

間違いなくリモコンバイブを仕込んでいるだろう。

店の外を見るとニヤニヤと笑っている男がいる。

おいおい、俺をお前らの性欲処理に利用してんのかよ・・・

まったくド変態がいたものだ。

いやいや、そういうこともあったがそんな話ではない。

中堅芸人の恋愛系スクープが出ていたのだ!

しかも

しかもである

記事を見ると・・・

「お相手は音楽関係のなんちゃらかんちゃら」と書かれている!!

あ・・

あいつとうとう彼女ステージに上がったのか!?(;゚Д゚)

今もドラムをやってるのか知らんけど、音楽関係の仕事に就いたのか!?

これはすごい。

すごすぎるだろ。

だが、ミキの行動力ならそれもありえる。

もしそうなら祝いの言葉を贈りたいものだ。

さっそくミキに確認すべくメールを送った。

「雑誌みてんけどさ、中堅芸人の恋愛のお相手ってもしかしてお前のこと!?」

文章を作成、送信!

さぁ、答えはどうなんだ、と少しドキドキしたのも束の間。

ミキから即レスが!(゚Д゚)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あいつ、死ばいいのに」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

乙。

・・・

1年後、某ファミレスに入ると、ミキが店員として現れた(;゚Д゚)

マジで驚いたが・・・、ギャルではなく元通りのミキになっていて安心した。

それから数年後、ミキは結婚し、子どもを出産したらしい。

写メで子供と映るミキを見たのが最後だ。

私はミキと過ごした日々を忘れることはないだろう。一緒に過ごした時間は楽しいことも、悲しいこともあった。だが、すべてが今となってはよい思い出だ。

ミキはきっと家族と一緒に幸せにしてることだろう・・・

え?

俺ですか?

思い出に浸りながらスタバでブログ書いてますけど何か?

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